研究支援施設

東日本大震災支援プロジェクト・長期縦断研究

東日本大震災支援プロジェクト

 

メンバー

プロジェクトリーダー:
副所長  高橋龍太郎
研究員:
粟田主一、石崎達郎、藤原佳典、大渕修一、平野浩彦、小島基永、菊地和則、伊東美緒、新名正弥、児玉寛子
非常勤研究員:
塩満芳子、倉岡正高、ほか研究員の皆さん
連携機関:
宮城県気仙沼市、気仙沼市医師会、気仙沼地区地域医療委員会、気仙沼歯科医師会、気仙沼市社会福祉協議会、気仙沼介護サービス法人連絡協議会、福島県相馬市、日本老年行動科学会、日本老年医学会、子どもの発達支援を考えるSTの会、医療法人社団つくしんぼ会、東北大学、埼玉医科大学、鶴見歯科大学、東京都社会福祉士会、おはなしの会(相馬市)、福島県相馬市歯科医師会

キーワード

災害支援、防災、東日本大震災、避難所、仮設住宅、復興支援、まちづくり、広域連携

主な活動

  1. 被災地における地域保健福祉システムの再建、および、従来から続く課題への取り組み強化に向けた支援活動を計画・実施する
  2. 得られた知見を首都圏防災における高齢者支援に役立てる

活動紹介

 平成24年度の主な支援内容は以下のとおりです。

1、福祉サービス復旧を担う専門職及びサポートセンター支援を目的とした包括的な研修講座の開催気仙沼市と共同)、住民を主体とする介護予防体操普及サポーター養成講座の開催(気仙沼市と共同)、仮設住宅居住高齢者を対象とした介護予防講座の実施(相馬市と共同)

  • 1-1、「気仙沼支援医療福祉関係5団体」の組織化と包括的な研修講座の運営
    2012年1月、以前から専門職の不足が目立っていた気仙沼市における専門的な知識の提供、人材育成に向けて「気仙沼支援医療・福祉関係5団体」を組織化し、年間を通じた研修を実施しています。
  • 1-2、気仙沼市における介護予防体操普及サポーター養成講座
    仮設住宅は市内各所約100か所に広がっているため介護予防の普及活動の展開が難しいので、市民と行政が共同して介護予防体操会を各所で展開することで、社会ネットワークの拡充、互助機能の回復をめざし、40名の高齢の市民を対象に、気仙沼市と協働で養成講座を開催しました。
  • 1-3、相馬市における支援活動
    仮設住宅居住高齢者を対象とした介護予防講座実施支援
    相馬おはなしの会を通じた世代間交流活動
    震災による介護費、医療費の利用状況の変化と行政課題抽出

2、首都圏防災に向けた調査、普及活動の実施

  • 2-1、東京都内介護サービス事業者の防災対策調査
    通所系事業所、有料老人ホームの在宅高齢者への防災支援対応を検討するため、郵送調査を平成24年10月に実施しました。その結果、震災時営業していた事業所の約3割が利用者を事業所に滞在させ、約1割が利用者を宿泊させていたことがわかりました。また、災害が発生した場合、半数の事業所が在宅高齢者の一時的避難の受け入れを検討すると回答しました。
  • 2-2、災害支援セミナー”つなぐ”シリーズの連続開催
    東日本大震災の経験を首都圏防災につなぐ目的で連続セミナーを開催しました。
    第1回10月30日 立谷秀清氏(相馬市長)
    第2回12月21日 横山成邦氏(気仙沼市立病院外科科長)
    第3回1月31日 小山剛氏(長岡市高齢者総合ケアセンターこぶし園総合施設長)

主要文献

  1. 粟田主一 : 災害時における高齢者の精神科医療の課題. Geriatric Medicine, 50(3), 301-304, 2012
  2. 粟田主一 :災害精神医療の現状-老年精神医学領域の問題点と課題. 老年精神医学雑誌, 23(2), 204-208, 2012
  3. 塩満芳子 : 東日本大震災における被災地復興に向けた保健師の取り組み. インターナショナル・ナーシングレビュー, 35(3),173-179, 2012

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