研究所からのお知らせ

  • 2014.3.31更新

入浴中に心肺停止(CPA)状態におちいった全国9360件の高齢者データを分析し、

①入浴中のCPA状態の発生頻度は気温低下と負の相関を示し、低温で増加すること
②しかしながら沖縄県と北海道は最も発生頻度が低く、冬期の室内温度は高いこと
③気温の変化に合わせた住宅の温熱環境づくりが予防に大切であること

を明らかにしました。

プレス発表資料

報告書

  • 2013.12.11更新

東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)は、これからの寒い季節に向けて、住居内の温度管理について2つの提言をいたします。

①住居内の温度管理によるヒートショック予防
②居室の断熱改修による睡眠、アレルギー症状、血圧の安定化等の可能性

<住居内の温度管理によるヒートショック予防>
私どもの研究によれば、2011年の1年間で約17,000人もの人々がヒートショックに関連した入浴中急死をしたと推計され、その死亡者数は交通事故による死亡者数(4611人)をはるかに上回ります。
ヒートショックは医学用語ではないので死亡診断書にヒートショックという用語は出てこず、「溺死」や「病死」と記入されているため、ヒートショックが原因と思われる死亡の正確な統計データはありません。
しかし、家庭のお風呂で溺死する人は年間3,000~4000人いるという厚生労働省の統計と、2012年に東日本全消防本部の81%の調査協力を得て実施した調査結果から推計すると、上記の数値になると推計されます。
そのうち14,000人ぐらいが高齢者の方だと考えられます。

プレス発表資料

  • 2013.11.14更新

このたび、東京都健康長寿医療センター研究所 石神昭人 研究副部長、丸山直記 研究部長らと順天堂大学医学部呼吸器内科 瀬山邦明 先任准教授、小池建吾らの共同研究グループは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療にビタミンCが有効である可能性をヒトと同様にビタミンCを体内で合成できないマウスを用いて明らかにしました。この研究成果は平成25年9月13日に米国胸部疾患学会雑誌「AJRCMB (American Journal of Respiratory Cell and Molecular Biology)」の電子ジャーナル版に先行掲載されたのでお知らせします。

プレス発表資料

  • 2013.10.4更新

地域には健康障害や認知症等により医療や介護保険のサービスによる支援が必要な状態にあるにもかかわらず,必要な支援を受けずに暮らす高齢者が潜んでいます。このような高齢者は孤立死のハイリスク群です。このような高齢者を地域包括支援センター(以下、地域包括)が早期に発見するための「都市部版 地域包括支援センターへの情報提供のチェックシート」(「高齢者見守りのポイントチェックシート」)を作成しました。
既に幾つかの自治体が類似するツールを活用し始めています。しかし、これらツールに記された高齢者の特徴の抽出プロセスは不明です。そこで、当研究チームは、高齢者の総合相談窓口である地域包括を対象としたインタビュー調査とアンケート調査に基づき、実用性の高い普及啓発ツールを作成しました。
本ツールは、高齢者との会話,服装や身嗜み,様子や発言,および居宅の外観に、住民が日頃から関心を払うことにより認知症の発症や進行、および体調悪化に気付ける4つの特徴から構成されています。
高齢者の孤立・孤立死予防に向けた見守り活動の促進ツールとして、既に首都圏の幾つかの自治体で活用され始めています。

プレス発表資料

チェックシートのダウンロード

  • 2013.7.8更新


開催概要

平成25年度老人保健事業推進費等補助金「地域包括ケアシステムにおける認知症総合アセスメントの開発・普及と早期支援機能の実態に関する調査研究事業」において実施する、認知症に係る多職種のための認知症総合アセスメント(DASC)研修です。

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