高齢者バイオリソースセンター
病理解剖コラボレーション事業
高齢者ブレインバンク

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東京都健康長寿医療センター
高齢者バイオリソースセンター
東京都健康長寿医療センターでは、1972年の開設以来、老人総合研究所と一体となって病理解剖に取り組み、病理解剖を単に臨床診断の確認、死因の解明に用いるだけでなく、老年病・老化の解明を中心とした医学研究、医学教育に用いてきました。これまでに9,000例以上の病理解剖を行い、蓄積された資料は膨大なものとなります。
2009年4月に地方独立行政法人化されるのを機に,病理解剖を中心とした資料を整理・保存し、医学研究・医学教育に広く役立てることを目的として東京都健康長寿医療センター内に高齢者バイオリソースセンターを設立しました。
高齢者バイオリソースセンターは病理組織を中心とした組織バンク、血清・DNA等を中心としたバイオマーカーリソース、そして高齢者ブレインバンクからなります。私たちはこれらのバイオリソースを元に、病理解剖コラボレーション事業、老年病SNPデータベース、高齢者ブレインバンクなどの事業を行っています。
工事中
病理解剖コラボレーション事業

老年医学をはじめとする医学、医療には今なお未解決の問題が多数あります。私たちは、健康長寿医療センターに蓄積、整理された病理解剖資料を用いて、センターおよび外部の大学・研究機関と共に、多くの臨床病理学的研究、医学研究を行ってきました。
今後,共同研究をさらに拡大するために、2009年4月より、これを「病理解剖コラボレーション事業」として位置づけ整備することにしました。この事業では過去および現在の共同研究の成果を紹介すると共に、共同研究事業の倫理的配慮および関連法規などについて説明し、さらに新たな共同研究を募っています。また亡くなられた方のご家族の方への感謝の気持ちをあらわすと共に、ご家族の方とのコミュニケーションの場を提供しています。
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病理解剖バイオバンク
  ヒトの病気は複雑で、未解決の問題が数多く残されています。これらを解明し、医学・医療を発展させていくためには医学研究は欠かせません。医学研究は、はじめは実験動物を用いて行われますが、最終的には人のからだの組織(人体の一部を構成するもので、細胞の集まり)を用いた検討がどうしても必要となります。しかし日本には、医学研究のために人の組織を提供する機関が少なく、組織試料は不足しています。
そこで、東京都健康長寿医療センターでは、病理解剖の際に採取された組織試料の一部を保管し、それを医学研究者へ提供する事業を発足いたしました。これが「病理解剖バイオバンク」です。これにより医学研究が進展すれば、新しい診断・治療法の開発など医学・医療の向上が期待されます。
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高齢者ブレインバンク
健康長寿医療センターは、病院部門と研究部門(老人総合研究所)が共同し、老化に伴う運動・認知障害の克服を目指し、アルツハイマー病とパーキンソン病を二大ターゲットとした、前方視的臨床縦断研究と、後方視的ヒト死後脳老化性変化の網羅的検索を結合させ、それらを研究資源とする、高齢者ブレインバンクプロジェクトを推進しています。 高齢者ブレインバンクを構成する死後脳資源は、臨床・画像・病理情報を含有すること、高齢者コホートの連続剖検例であるため、正常を含む連続性老化性変化のさまざまな段階を含むこと、ティシューバンク、バイオマーカーリソースと連携している点が特徴です。ご遺族同意に基づく剖検脳により構成され、ハーバード大学ブレインバンクが表明している、「篤志による資源は公共の領域に属し,公共の福祉に貢献するべく活用しなければならない」という基本的理念を共有しています。
資源の共同研究による使用を希望される方は、高齢者ブレインバンクホームページ(題名リンク)に掲載された申請書類を用いて、応募下さい。高齢者ブレインバンク外部委員による守秘義務下の事前審査・申請者施設の倫理委員会承認、研究費基盤の提出、研究所セミナーでの希望資源の確認、当施設倫理委員会承認、当施設協力研究員委嘱のプロセスを前提としています。
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