トップ > 理事長挨拶

理事長挨拶



東京都健康長寿医療センター理事長
松下 正明


 2009年4月から、これまでの東京都老人医療センターと東京都老人総合研究所が合併し、新たに、地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センターが発足することになりました。
 医療の現場で生じた課題を研究所で解決し、研究所で生まれた成果を医療にフィードバックするというシステムをさらに強めながら、板橋という地域のなかで養育院以来の伝統を生かしながら長い間培ってきた高齢者の健康増進と疾病治療・予防という病院と研究所がもつ本来の使命を引き続き果たしていきたいと心を引き締めております。
 東京都健康長寿医療センターの運営理念については右に記されているとおりですが、その理念の背景にある「都民に提供するサービスの質の向上」を目指して、1)高齢者の特性に配慮した医療の確立と提供、2)高齢者医療・介護を支える研究の推進、3)高齢者医療・介護を支える専門人材の育成、という3つのビジョンをかかげました。とくに、高齢者医療では、研究所で得られた成果を取り入れながら、血管病医療(生活習慣病など)、高齢者がん医療、認知症医療の3本柱の重点医療と高齢者急性期医療・救急医療の充実とその提供を大きな目標とし、地域医療機関や福祉施設等との地域連携を推進し、患者サービスの向上を図りながら、より安心で信頼できる質の高い医療を板橋区をはじめとした都民の方々に日夜提供していきたいと念じています。
 今世界では「変革」というあり方がキーワードになっていますが、私たちは健康長寿医療センターの設立によって東京都の高齢者医療や研究が変革の時期を迎えることになったという強い思いで、職員一同邁進していきますので、都民や区民の方々のご支援とご鞭撻を心よりお願い申し上げる次第です。