挨拶

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理事長挨拶


東京都健康長寿医療センター理事長
井藤 英喜

 東京都健康長寿医療センターは、1872年に設立された養育院を前身に、我が国を代表する高齢者医学・医療あるいは老年学のリーデイングホスピタル・インスティチュートとして多くの実績をあげてきた施設です。センターは2009年に、東京都老人医療センターと東京都老人総合研究所両施設が一体化するかたちで地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターとなり、2013年には新病院・研究所に移転し、新たな環境と最新の設備の下、以前に増す活発な診療、研究活動を展開しております。
 わが国は、平成25年に65歳以上の人口が3,190万人(総人口の25%)、75歳以上の人口が1,560万人(総人口の12%)を超えました。高齢者人口が21%を超えた社会を超高齢社会と呼びますが、わが国の高齢化は今後も進展し2060年には40%に達するだろうと推定されています。わが国の高齢化は世界に先駆けるものであり、“質の良い超高齢社会”を築く方策は、わが国が独自に考えて行く必要があります。逆に、世界はわが国の超高齢社会対策の動向を注目しています。
 当センターは病院と研究所がある複合施設であるという特性を生かし、高齢者の臨床現場で生じた問題を研究所で解決策を研究する、逆に研究所で得られた成果をいち早く臨床現場に反映させていきたいと思っています。病院と研究所、あるいは病院と研究所の中では診療科間、研究チーム間の連携、討議、共同作業を活発に行い、お互いのモチベーションを高め診療や研究に取り組んでおります。
 センターの総力をあげて、高齢者で多発する心臓血管病、悪性腫瘍、認知症、生活習慣病、骨関節疾患、感覚器疾患などの診療、研究、さらにフレイル(虚弱)、サルコぺニアなど高齢者に特有な症候群の本態解明、予防策の研究などに取り組み、高齢者の健康長寿、高齢者のQOLの向上に貢献していきたいと思っています。

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