地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター

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骨粗鬆症外来

診療科の概要と特徴

骨粗鬆症外来では整形外科医師2名、糖尿病・代謝・内分泌内科医師2名、リハビリテーション科医師1名に加え、地域での転倒・骨折予防教育プログラムを開発した健康長寿医療センター研究所・自立促進と介護予防研究チームが共同で骨粗鬆症の診療を行います。また文部科学省オーダーメイド医療実現化プロジェクトで得られた研究成果をもとに、個々人の遺伝情報に応じた骨折予防プログラム(オーダーメイド医療)を実践します。情報の集中と共同作業による骨粗鬆症の予防・診療をとおして、高齢者のQOL向上に寄与することを目標としています。

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診療科で取扱う疾患

原発性骨粗鬆症を中心に診療を行っています。原発性骨粗鬆症とは、加齢に伴い骨量が減少し骨折リスクが高まる病態のことです。一方、加齢以外にも、病気自体やその治療によって骨量が減少する場合があり、かかる病態は続発性骨粗鬆症と呼ばれます。代表的なものとして、慢性関節リウマチなどの膠原病の治療に用いられる副腎皮質ステロイド剤は、長期投与によってステロイド骨粗鬆症を引き起こし、本症は骨折リスクが特に高く注意を要します。また、糖尿病、慢性腎不全、副甲状腺機能亢進症に合併する骨粗鬆症もあり、これらの病気では原病の治療とともに、骨粗鬆症に対する治療も必要となる場合があります。当科では、こういった続発性骨粗鬆症の診療も行っています。

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診療スタッフ紹介

  • 常勤医
    森聖二郎部長、時村文秋部長、千葉優子副部長
  • 非常勤医
    掘内敏行(豊島病院内分泌代謝内科部長)、金子雅子(東京大学附属病院整形外科)

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部長・副部長紹介

森聖二郎(もり・せいじろう)

臨床研究推進センター部長
卒業年次 昭和58年
専門 内分泌代謝、糖尿病、骨粗鬆症
資格
  • 日本老年医学会専門医・代議員・指導医
  • 日本内科学会総合内科専門医・指導医
  • 日本動脈硬化学会評議員
  • 日本結合組織学会評議員
  • 日本糖尿病学会専門医・指導医

時村文秋(ときむら・ふみあき)

整形外科部長
卒業年次 昭和61年
専門 末梢神経損傷、絞扼性神経障害
資格
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本手の外科学会専門医

千葉優子(ちば・ゆうこ)

糖尿病・代謝・内分泌内科副部長
卒業年次 平成7年
専門 糖尿病、内分泌代謝
資格
  • 日本糖尿病学会専門医
  • 日本内科学会専門医

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主な疾患の患者数と検査・手術・治療件数など

(平成21年度)
外来患者数 3,746人(月平均312人)
紹介患者数 83人

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疾患診療方針概要

1.骨粗鬆症の評価・フォローアッププログラム

  • 骨粗鬆症診断のための骨密度測定、椎骨レントゲン検査、ならびに鑑別診断のための血液・尿検査を行います。治療効果判定として定期的に骨密度・レントゲン検査ならびに骨代謝マーカー値の評価を行います。

2.予防指導プログラム(栄養、運動、転倒予防)

  • 骨粗鬆症の進行と骨折を予防するための指導を行います。
  • 栄養士による食事内容の調査と指導を行います。またリハビリテーション科理学療法士による運動機能評価を行い、その結果に応じた転倒予防の運動指導を行います。
  • 骨折予防のために遺伝情報も含めた転倒リスクの総合的評価を行い、それをもとにした指導をします。

3.入院精査プログラム

  • 骨粗鬆症の予防・治療に向けたより専門的な評価と指導。入院治療を必要とする重症骨粗鬆症、あるいは他の疾患によって引き起こされた続発性骨粗鬆症では、入院によって詳細な検査を行い、その結果に応じて最適な治療方法を選択しなければならない場合もあります。

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2011.7.11