トップページ > 当センターについて > センター長挨拶
東京都健康長寿医療センターは、136年の歴史をもつ東京都養育院を母体として昭和47年に創設され我が国の老年医学、老年学の発展を牽引してきた東京都老人医療センター及び東京都老人総合研究所が、平成21年4月に統合され設立された地方独立行政法人です。
当センターは、平成23年6月現在、常勤医師106名、常勤歯科医師3名、非常勤医師86名、非常勤歯科医師2名、初期研修医17名、後期研修医13名の計227名の医師、常勤看護師447名、非常勤看護師36名の計483名の看護師、薬剤師、検査技師などの108名の医療技術者、理学療法士、作業療法士など27名のリハビリテーション関係医療技術者、56名の事務職及び看護助手等の派遣あるいは非常勤職員や栄養科、医事などの委託職員など1,000名を超す職員により運営されている579床の高齢者の急性期医療を専門とした総合病院です。
診療科構成は内科系11科、外科系11科、リハビリテーション科、放射線治療科および放射線診断科の計25科構成でありますが、さらにその他、輸血・細胞療法科、内視鏡科、臨床検査科、病理診断科、外来化学療法科などを設け、高齢者の医療に関しては、ほぼどのようなご要望にでも応えることが可能な体制となっています。なかでも、心血管病、がんおよび認知症に対しては、これらの疾患がご高齢の方に多い疾患であることから、当センターの重点医療と位置づけ、充実した診療を行っております。また、ご高齢の方は、急病にかかられる方も多いことから、救急医療にも力をいれております。
当センターの病院の運営は、[1]患者様本位の質の高い医療サービスの提供、[2]高齢者の患者様への専門的医療と生活の質(QOL)を重視した全人的・包括的医療の提供、[3]地域の医療機関や介護保険施設・福祉施設との連携による継続性のある一貫した医療の提供、[4]診療科や部門・職種の枠にとらわれない医療の実践、[5]高齢者医療を担う人材の育成及びセンター研究所との連携による研究の推進という5つの理念に基づいて行われています。
患者様のからだの状態、こころの状態、ご家族との関係など個々の患者様の全体像から、今後の生活の質の維持・向上にもっとも役にたつ医療とは何かを考え、十分な説明と患者様の同意の下に、医療を実践することをセンターのモットーとしております。 受診を希望される場合は、是非、かかりつけの先生の紹介状をもらって受診してくださるようにお願いいたします。紹介状を頂くことによりご病気の状態や今までの治療の経過がより詳細に分かりますので、無駄のない診療を迅速に行うことが可能となるからです。
当センターは、高齢者の医療におきましては、日本を代表する医療機関のひとつであり、最先端医療、遺伝子検索により1人ひとりの患者様に適した医療を考えるというオーダーメイド医療など、次の時代を展望する医療にも取り組んでおります。
ご高齢の方に、日進月歩の医学・医療の進歩を取り入れた医療、かつ安心、安全な医療を提供しようと日々真摯な努力を積み重ねているスタッフによるこころのこもった医療を、是非ご利用くださることをお願いし挨拶とさせて頂きます。
東京都健康長寿医療センター長
井藤 英喜
2011.7.11