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循環器内科

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特徴

心不全、心筋梗塞などの心臓病は我が国の死亡原因で2番目に多い病気です。そして高齢になればなるほど罹患する危険性が高くなる病気で、80歳以上の高齢者についてみると癌よりも多い死亡原因となっています。心臓病はいつ突然発症するかわかりません。当院は東京都CCU(心臓集中治療室)ネットワーク発足当初よりこれに加盟し、急性心筋梗塞やうっ血性心不全などの急性疾患をいつでも受け入れられるように24時間専門医師が待機しています。また高齢患者さんは心臓だけではなく他にもいろいろな病気を抱えている方が少なくありません。カテーテル治療や手術だけに力を入れていては患者さんの病状をよくすることはできません。当科では糖尿病、腎臓病、神経内科をはじめ、各科の専門医と連携してトータルな全身管理を行いながら心臓・血管病を治療していきます。

  • 急性心筋梗塞や不安定狭心症に対する緊急冠動脈インターベンション治療は75歳以上の後期高齢者でも前期高齢者と同様に良好な成績を得ております。
  • 高血圧は携帯型自動血圧計や家庭血圧計による厳格な血圧管理をおこなっており、全国から多くの患者さんが受診しておられます。
  • 閉塞性動脈硬化症はバスキュラーラボにて評価を行い、その治療法として、細胞移植、カテーテル治療、バイパス手術などの選択肢を状態に応じて選ぶことができます。
  • 不整脈の治療としてカテーテルアブレーション(焼灼法)、心臓ペースメーカやCRT-Dの植え込みを積極的に行っております。
  • 最新の心臓MRI検査や2D、3Dの心エコー、320列冠動脈マルチスライスCTにより最先端の低侵襲な画像診断をご紹介患者様に対しても施行しています(図1)。

【図1】
CT検査とアイソトープ検査を組み合わせて冠動脈の
形状と心筋血流状態をわかるようにした画像

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外来医師配置表

午前 原田 和昌
石川 讓治
根本 佳子
大川 庭熙
原田 和昌
坪光 雄介
桑島(高血圧外来)
坪光 雄介
石山 泰三
安 佐里
原田 和昌
石川 讓治
鳥羽 梓弓
村田 哲平
青山 里恵
杉江 正光
鳥羽 梓弓
根本 佳子
午後 藤本 肇
根本 佳子
二見 崇太郎
鳥羽 梓弓
齋藤 義弘
谷口(ペースメーカー)
藤本 肇
土持 英嗣
石山(ペースメーカー)
石川 讓治
青山 里恵
鈴木 (第2・4)
武田・田中(弁膜症外来)
石山(不整脈)
田中 旬
青山 里恵
杉江 正光
根本 佳子
山本 文

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疾患診療方針概要

狭心症

診断

ホルター心電図、運動負荷心電図、運動後に放射性同位元素を注射して心筋の血流低下を調べる負荷心筋シンチグラフィーを行います。またカテーテル検査の必要のない造影CT検査によっても冠動脈の狭窄の有無を調べることができます。最終確認のためには手首の動脈からアプローチしてカテーテル検査・治療を行います。

治療法

【1】薬物療法、【2】カテーテルを用いてバルーン拡張やステント留置で狭窄を拡張する経皮的冠動脈形成術、【3】冠動脈バイパス手術があります。当院では急性心筋梗塞を含めてカテーテル検査・治療の90%以上を手首の橈骨動脈から施行しているため、術後の安静が短時間ですみます。また動脈硬化が強く、カルシウム成分が多く沈着しているため通常のバルーンのみで拡張できない冠動脈病変に対してはダイヤモンドをコーティングした紡錘型のバーを高速回転させて血管の固い部分を粉砕してからバルーン, ステントで拡張するロータブレータも行っています(図2)。この治療法は心臓外科を擁し、一定以上のカテーテル治療を行っている施設のみで施行できる治療法です。
カテーテル検査室はPhilips社製のフラットパネルのバイプレーン透視装置を備えた心臓専用カテーテル検査室と、カテーテル治療と手術を行うことができるハイブリッド手術室を備えています(図3)。

【図2】
ロータブレータを用いた高度石灰化病変に対する治療

【図3】
ペースメーカーを用いた心室再同期療法のイメージ図

急性心筋梗塞/不安定狭心症

当院では特別な事情が無い限り24時間急性心筋梗塞患者さんを受け入れ、緊急カテーテル治療を行える体制をとっており、救急搬送された急性心筋梗塞患者さんの生存退院率は95%以上となっております。 早期に診断がついた場合にはカテーテルを用いて詰まった血栓の除去、バルーン拡張、ステント留置などの治療が速やかに行われます。

心不全

心筋梗塞の既往や弁膜症、心筋症などが原因で心臓から全身にうまく血液が送りだすことができなくなった状態を心不全といいます。心不全に対しては血行再建術・弁置換術などの原因疾患に対する治療の他、お薬を使った治療を行いますが、これらの治療でも良くならない患者様に対しては、ペースメーカーを用いて心臓の筋肉が収縮するタイミングのずれを修正する心室再同期療法(図4)や、睡眠時無呼吸(夜間に頻回に呼吸停止が起きること)を合併した心不全の患者さんでは、夜間に特別なマスクをつけ呼吸補助をする治療、乾燥式サウナに入っていただき自律神経の働きを改善して心不全を治療する和温療法などを行っています(図5)。

【図4】
心不全に対する和温療法装置

【図5】
患者様にリラックスしていただける色調の心臓カテーテル検査室(左)/
カテーテル治療と手術いずれも行うことができるハイブリッド手術室(右)

不整脈

カルジオフォン、ホルター心電図、電気生理検査などで診断します。
発作性心房細動、発作性上室頻拍、心房粗動などの脈が速くなるタイプの不整脈では、発作時には抗不整脈薬による治療を行いますが、状態に応じてカウンターショック(俗に言う電気ショック)で心臓のリズムを整えることもあります。
症状が強い例では、高周波心筋焼灼術という高度な技術で発作の再発を防ぐ専門治療もおこないます。
心房細動は脳卒中をおこす確率が高いために、その予防としてワルファリンや抗トロンビン薬、第Xa因子阻害薬という血液が固まりにくくするお薬を服用していただくのが原則です。
一方、脈が遅くなる房室ブロック、洞不全症候群などの不整脈では、ホルター心電図や電気生理学的検査などで診断し、必要に応じてペースメーカーの植え込みをおこないます。

下肢閉塞性動脈硬化症

歩くと足が痛くなる病気です。CTやMRIを用いて下肢の血管の画像診断を行い、必要に応じてカテーテル治療を行います。カテーテル治療できない患者さんは当院の血管外科にご紹介し、バイパス術を行ってもらうこともできます。
カテーテル治療もバイパス手術も行うことができない指先の病変に対しては血管再生治療という高度先進医療を行うことにより、症状が改善する患者さんもおられます。

肺塞栓症

手術の後や長時間同じ姿勢をつづけると、下肢の静脈に血栓が形成され、それが流れて肺動脈に詰まることによって呼吸困難、胸痛症状などを来たのが肺塞栓症です。胸部CT、肺血管造影、肺血流シンチグラフィーなどの検査によって診断します。血栓を溶解する薬物の静脈内注射を行ったり、カテーテルを用いて肺動脈内の血栓を粉砕したり吸引する治療が行われます。また下肢の血栓が肺に到達するのを予防するためにしばしばお腹の静脈にフィルターを留置することがあります。再発防止にはワルファリンという薬を飲んでいただきます。

大動脈解離

急性大動脈解離は主に高血圧が原因で、血管の壁が裂け、緊急手術をしないと命を落とすことがある病気です。東京都CCUネットワークが運営する大動脈スーパーネットワークの支援施設であり、急性大動脈解離・大動脈瘤破裂などの疾患にも緊急対応できる体制をとっています。

高血圧

副腎の異常などで生じる二次性高血圧の有無と血管や心臓の傷み具合を調べます。
家庭血圧や24時間血圧の値を参考にして治療方針を決定します。
基本はまず減塩食、体重のコントロール、運動などによるライフスタイルの修正です。それでも血圧が下がらない場合には降圧剤が必要になります。高齢者や治療抵抗性の高血圧管理では日本でもトップクラスの実績を誇ります。

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主な対象疾患(治療実績)

循環器内科では心臓、大動脈、末梢動静脈、肺動脈の病気を扱います。その他循環器疾患が疑われる患者様は遠慮なくご紹介ください。

  • 冠動脈疾患 :心筋梗塞、狭心症
  • 心臓弁膜症 :僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁閉鎖不全症、僧帽弁狭窄症、大動脈弁狭窄症、ほか
  • 心不全 :急性心不全、慢性心不全、拡張型心筋症
  • 不整脈疾患 :房室ブロック、洞機能不全症候群、上室性頻拍症、心房粗動、心房細動、心室性期外収縮、ほか
  • 心臓肥大 :高血圧性心肥大、肥大型心筋症、ほか
  • 血管疾患 :大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、静脈瘤
  • 肺動脈疾患 :肺性心、肺動脈血栓塞栓症、肺動脈性肺高血圧症ほか
  • 高血圧 :高コレステロール血症など
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 血管再生医療(先進医療)

重症下肢虚血にたいする末梢血単核球細胞移植を行っている都内でも数少ない施設です。

担当医師

副院長 原田 和昌 はらだ かずまさ

卒業年次 昭和60年
専門 心不全、冠動脈疾患、高血圧
担当外来/担当診療科 循環器内科
資格 循環器専門医・日本循環器学会地方評議員
老年病専門医・日本老年医学会代議員
高血圧専門医・日本高血圧学会評議員
認定内科医
日本心臓病学会FJCC
ICD、CRT植え込み登録医
コメント 高齢者の心臓病、高血圧治療では膨大な臨床成績によりエビデンスに基づいた治療を実践しており、わが国の屈指の実績があります。

循環器内科部長 藤本 肇 ふじもと はじめ

卒業年次 平成8年
専門 冠動脈インターベンション治療、心不全
担当外来/担当診療科 循環器内科/総合内科
資格 日本心血管インターベンション治療学会専門医
総合内科専門医
認定内科医
ICD、CRT植え込み登録医
コメント 石灰化した高度な冠動脈病変に対してもロータブレータ治療などの特殊技術で対応できます。

循環器内科専門部長 武田 和大 たけだ かずひろ

卒業年次 平成 2年
専門 循環器内科
担当外来/担当診療科 循環器内科
資格 日本内科学会認定医・専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医

循環器内科専門部長 石川 讓治 いしかわ じょうじ

卒業年次 平成6年
専門 循環器内科、高血圧(低血圧)、心臓超音波検査、心不全
担当外来/担当診療科 循環器内科
資格 日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本循環器学会循環器専門医
日本超音波医学会超音波専門医
日本高血圧学会高血圧専門医
身体障害者指定医(心臓機能障害)

循環器内科専門部長、救急診療部長 坪光 雄介 つぼこう ゆうすけ

卒業年次 平成5年
専門 冠動脈インターベンション、閉塞性動脈硬化症に対する血管再生医療、心不全
担当外来/担当診療科 循環器内科/救急外来
資格 循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
内科学会認定内科医

循環器内科医長 石山 泰三 いしやま たいぞう

卒業年次 平成8年
専門 循環器内科学、不整脈
担当外来/担当診療科 循環器内科/ペースメーカー外来/不整脈外来
資格 日本内科学会認定総合内科専門医 
日本循環器学会認定循環器専門医 
日本不整脈学会・日本心電学会認定不整脈専門医 
植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了 
身体障害者指定医(心臓機能障害)
コメント 不整脈疾患の非侵襲的、侵襲的治療を担当しております。 動悸、めまいといった症状でお悩みの方、一度ご相談にお越しください。

循環器内科医長 田中 旬 たなか じゅん

卒業年次 平成10年
専門 循環器内科、心不全、弁膜症
担当外来/担当診療科 循環器内科
資格 内科認定医
日本循環器学会専門医
日本超音波医学会専門医
SHD心エコー図認証医

循環器内科医長 青山 里恵 あおやま りえ

卒業年次 平成17年
専門 冠動脈インターベンション、心不全、心筋症、高血圧症
担当外来/担当診療科 循環器内科
資格 日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本心血管インターベンション学会専門医
日本老年医学会老年病専門医・指導医
日本脈管学会認定脈管専門医
日本高血圧学会高血圧専門医
身体障害者指定医(心臓機能障害)
植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了
日本医師会認定産業医
医学博士
コメント 虚血性心疾患を中心に循環器内科領域全般の診療を行っております。お困りのことがありましたら何でもご相談ください。女性の患者様にも安心して診療を受けていただきたいと思います。

常勤医

杉江 正光(すぎえ まさみつ)  大川 庭熙(おおかわ ていき)  鳥羽 梓弓(とば あゆみ)  十菱 千尋(じゅうびし ちひろ)  根本 佳子(ねもと よしこ)  齋藤 義弘(さいとう よしひろ)  村田 哲平(むらた てっぺい) 

非常勤

顧問 桑島 巌(くわじま いわお)  渡邉 雅貴(わたなべ まさたか)  谷口 泰(たにぐち とおる)  安 佐里(あん さり)  鈴木 康子(すずき やすこ)  矢崎 義直(やざき よしなお)  土持 英嗣(つちもち ひでつぐ)  假屋 太郎(かりや たろう)  山本 文(やまもと あや)  荒井 隆秀(あらい たかひで)  中里 良(なかざと りょう)  里見 和浩(さとみ かずひろ)  齋藤 友紀雄(さいとう ゆきお)  鈴木 歩(すずき あゆみ)  内藤 滋人(ないとう しげと)  中村 紘規(なかむら こうき)  桃原 哲也(とうばる てつや) 

シニアレジデント

二見 崇太郎(ふたみ しゅうたろう)  伊藤 瑛佑(いとう えいすけ) 

内科系

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