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高齢者バイオリソースセンター

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特徴

高齢者バイオリソースセンターは、世界的なバイオリソース構築の機運に答えるべく設立され、診断と治療の経過追跡に必須なバイオマーカーリソースの構築を行います。
我々は、アルツハイマー病やパーキンソン病など神経変性疾患を標的とし、確定診断としての剖検診断、あるいは臨床診断として最も確定診断に近いとされる、PET画像診断に基づくバイオマーカー、並びに臨床情報自体をリソースとして蓄積することを目的に、本センターを運用します。
神経内科と共同し患者さまお一人おひとりの治療と臨床経過を捉えながら、かつ研究所高齢者ブレインバンクをコアとして、研究所老年病理学チーム、テーマ神経病理と密接な協力関係の元に、リソース構築を行っています。

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リソース構築

  • 臨床情報:臨床診断、所見(一般身体、神経、血液検査)、治療経過、アポリポ蛋白 E遺伝子(apo E)
  • 髄液バイオマーカー:タウ蛋白(τ)、リン酸化タウ蛋白(Pτ)、アミロイドβ蛋白(Aβ) 、homovanillic acid (HVA) 、5-hydroxyindoleacetic acid (5HIAA)
  • 画像検査:MRI(VSRAD Z-score)、SPECT(eZIS)、MIBG(early, late H/M, wash out)、PET(FDGペット, アミロイドペット)
  • 神経心理検査:認知機能、行動記憶、遂行機能 他
  • 病理情報:オルガンコントロール、ブレインカッティング(脳・脊髄)

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高齢者ブレインバンク

2015年には65例の開頭剖検が行われ、開頭剖検総数は7,300例を越えています。詳細は研究所老年病理学研究チーム神経病理学テーマの活動を参照下さい。

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開頭剖検例

開頭剖検例の全身臓器凍結を継続しています。さらにY7072(1995/1/26死亡)以降の症例では腎組織よりDNAを抽出し、現在までに確実な神経病理所見を有する2,000例以上の症例のDNAが抽出され、DNA原液、2種類の希釈液(100 ng/μl, 20 ng/μl)として保存され、2011年に独自開発した、DNA溶液在庫管理システムで管理を行っています。
昨年度は、変性型神経病理を有さない200剖検例のDNAをコントロールに用いることで、神経疾患の疾患遺伝子解明への貢献を行いました。また、epigenetic、transpozon解析において、中枢神経系に特異であるかいなかの検討に、全身臓器DNAが役立つことが出来ました。

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認知症髄液リソース

今年度病院倫理委員会の承認後、蓄積された髄液リソースの数は169件でした。ただし、全例パス入院下に、標準神経心理検査、髄液アルツハイマー病・パーキンソン病バイオマーカー測定、MRI・脳血流シンチグラフィー統計処理解析、レビー小体型認知症疑い例にはMIBG心筋シンチグラフィーが行われ、全例詳細な神経学的診察(担当:村山)が行われており、貴重なリソースとなりえます。

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研修・教育活動

認知症専門臨床心理士育成のため、上智大学心理学科大学院修士学生を引き受け、研修教育を行っている。 また産官学医が密接に連携するTOBIRA(東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合)や、科学技術週間等においてポスター発表を行い、研究者・産業コミュニティーのみならず一般市民の皆様へも我々の活動の目的や意義を直接ご理解いただくよう努めています。

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担当医師

高齢者バイオリソースセンター部長 村山 繁雄 むらやま しげお

卒業年次 昭和54年
専門 神経内科疾患全般、神経病理
資格 日本神経学会認定神経内科専門医・ 指導医
日本内科学会認定内科医
認知症学会専門医・指導医
リハビリテーション認定医

常勤医

松原 知康(まつばら ともやす) 

非常勤

池村 雅子(いけむら まさこ) 

スタッフ

臨床心理士 1名(常勤)

診療を支える部門

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