日本老年社会科学会にて奨励賞を受賞

福祉と生活ケア研究チーム(医療・介護システム研究)の涌井智子研究員が、日本老年社会科学会奨励賞を受賞しました。本賞は、老年社会学の分野における研究または実践活動において、価値ある業績を挙げている会員に対し授与されるもので、平成30年6月9日から10日に、東京で開催された日本老年社会科学会第60回大会にて、受賞した研究内容に関しての講演を行いました。

発表タイトル

「多様化する家族介護の現状と今後の介護を支えるシステムについて考える」   

発表者 

涌井智子

発表内容

2025年には高齢化率が30%を迎え、75歳以上が18%を占めることになる現在の日本の状況において、介護を支えるシステムを持続的なものにしていくためには、公的介護保険だけでなく、私的な家族やそれ以外の支え手の状況を把握し、支援を考えていくことが必須になる。従来、三世代世帯における女性による介護が主流であったこれまでの介護が多様化し、老老介護や男性による介護が増加している介護の現状を概説するとともに、介護する家族の変化と介護保険サービス利用への影響を検討し、今後の介護を支えるシステムについて議論した。