認知症疾患医療センター

古田副センター長.png

       【職位
        認知症疾患医療センター センター長
       【経歴
        東京医科歯科大学
       【専門領域
        老年精神医学、認知症
       【所属学会
        老年精神医学会
        認知症学会
        精神神経学会


認知症未来社会創造センター 副センター長
認知症疾患
医療センター センター長
        古田 光

副センター長挨拶 

 認知症疾患医療センターチームではもの忘れ外来の臨床データのデータベース化を担当します。当院のもの忘れ外来は1989年12月に開設したSD外来(老年認知症外来)に始まり、30年以上の歴史があります。現在、もの忘れ外来には年間800人~1000人の方が、もの忘れや認知症の精査のために受診されています。外来受診では認知症に関する各種指標を問診し、神経心理検査、画像検査等詳細な検査を行い、認知症性疾患の鑑別診断を行っています。また、鑑別診断だけでなく、社会的なサポートの導入のお手伝いや、ご本人とご家族のための支援プログラムを行っています。これまで受診された方々の膨大な臨床情報は、認知症医療の発展に寄与してきましたものでありますが、当チームでは過去に物忘れ外来を受診された方のビッグデータをデータベースとして整理するとともに、これからもの忘れ外来を受診される方々の臨床データが、より未来の認知症研究に寄与できるよう、システムを整えていきます。

チーム紹介

 認知症疾患医療センターチームでは、もの忘れ外来の過去の受診者のビッグデータ(神経心理検査の他、認知症に関する各種指標、画像検査、血液検査、その他の臨床検査、病理等)のデータベース化を行います。また、今後もの忘れ外来を受診される方の前向きのデータベースを構築し、センターの認知症研究の下支えを行います。認知症疾患医療センターチームでは、認知症の予防・治療にあわせ、認知症とともによりよく生きることをテーマに活動を行っていきます。