地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターにおける患者及び職員の 新型コロナウイルス感染者の発生について(令和3年1月23日版)

一般
2021年01月23日

地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターにおける患者及び職員の新型コロナウイルス感染者の発生について

地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの病棟において、患者及び職員の新型コロナウイルスの感染が複数確認されましたので、御報告いたします。

1 当該患者・職員の概要

  • 患者:11名(発症の経過及び病状等を確認中だが、重症者はいない)
  • 職員:2名(発症の経過及び病状等を確認中だが、重症者はいない)

2 感染確認の状況

  • 1月13日(水)に緊急入院した患者A及び1月15日(金)に緊急入院した患者Bについて、1月18日(月)昼以降に発熱及び軽い咳の症状が時々見られたことから、健康観察を行い、1月22日(金)にPCR検査を両者に実施した結果、同日陽性が判明。
  • 患者A及びBの陽性判明を受け、1月22日(金)には両患者と病棟を同じくする患者34名及び接触のあった職員等(委託事業者を含む)41名について順次PCR検査を実施。
  • 1月23日(土)に、患者1名のPCR検査を実施。
  • 検査の結果、1月23日(土)までにA及びBを含む患者11名と職員2名の「陽性」が判明。他患者24名、職員23名については、「陰性」を確認した。
  • 残りの職員14名および委託事業者2名については、1月25日(月)にPCRの結果が判明する予定。
  • 当該部署で業務に当たっていたPCR検査未実施の職員等については、順次検査を実施していく。
  • 患者が、入院していた病棟は一般病棟であり、新型コロナウイルス感染患者が入院する病棟ではない。

3 病院の対応等

  • 陽性が判明した患者については、感染症対策を徹底した上で個室等に隔離し、治療継続とともに健康観察を実施している。
  • 陰性が確認された患者24名を含む入院患者については、引き続き健康観察を継続する。
  • 現在、所管の保健所に指導を仰いでおり、陽性が判明した患者等との濃厚接触者と考えられる職員を自宅待機とした。
  • 陽性が判明した患者及び職員以外には、患者及び職員ともに、感染を疑わせる症状は認められない。
  • 当該病棟及び休憩室等は、日々消毒を実施している。
  • 感染経路は現在のところ不明であり今後、所管の保健所の調査に協力していく。
  • 引き続き、職員の手指衛生やサージカルマスク着用などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を実施する。

4 今後の診療体制について

濃厚接触者に該当すると考えられる職員を自宅待機としていること、陽性者以外の患者や職員に症状を訴えるものは現在出ていないこと、当院では手指衛生やマスクの着用など標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、当院の感染症内科専門医等の意見を踏まえ、外来・入院及び救急診療について一部制限の上、診療を継続していく。

プレス資料

≪問合せ先≫

地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター

経営企画局総務課  03-3964-1141(内線1221)
医療サービス推進課 03-3964-1141(内線1124)