地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター、国立長寿医療研究センター、台湾高齢・健康整合研究センター（Integrated Center on Aging and Health）を構成する３機関（国家衛生研究院National Health Research Institute、国立陽明大学National Yang Ming University及び台北栄民総医院 Taipei Veterans General Hospital）は、高齢者医療研究に係るMOU（包括的連携協定）を令和5年10月18日に締結しました。
台湾と日本の老年医学の連携を図り、最先端の研究協力成果を地域社会に紹介及び還元して、両国の高齢者の健康と福祉の向上を目指して参ります。
また、今回の合意と同期間に、東京都健康長寿医療センターにて老年学・老年医学に関する学術シンポジウムが開催されました。このシンポジウムには、カナダ・マギル大学家庭医学教授のバーグマン氏とタイ・マヒドン大学シリラジ病院医学部老年医学教授のアッサンタチャイ氏を招待し、基調講演を行っていただきました。その中でバーグマン教授は、「日本と台湾における老化研究は、世界を牽引する研究であり、研究を推進だけでなく社会実践や研究成果の促進にも注力している。」と期待を寄せました。
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター、国立長寿医療研究センター、台湾高齢・健康整合研究センター
MOUの様子
シンポジウム参加者の集合写真（東京都健康長寿医療センター前）
