老化脳神経科学研究チーム・自律神経機能研究の渡辺信博研究員が第48回 日本基礎老化学会大会「日本基礎老化学会奨励賞」を受賞しました。
皮膚へのマイルドな冷却刺激は成熟および老齢ラットの松果体メラトニン分泌を抑制する
老化脳神経科学研究チーム 自律神経機能テーマ 渡辺信博 研究員
当研究室では、皮膚への刺激が自律神経を通じて内臓のはたらきを調節するしくみを調べてきました。本研究では、睡眠―覚醒リズムに関わるホルモンで、その分泌が自律神経系により調節されるメラトニンに着目しました。その結果、痛みを伴わないマイルドな冷却刺激を皮膚に与えることにより、頸部交感神経を介して松果体からのメラトニン分泌が抑えられることを明らかにしました。
渡辺信博 研究員（左）、日本基礎老化学会の杉本昌隆 理事長（右）
