東京都健康長寿医療センター研究所の大澤郁朗研究副部長、池谷真澄研究員らの研究グループは東洋大学生命科学部及び日本医科大学と共同で分子状水素の医療効果について研究して参りましたが、この度、高濃度水素水の継続的な飲用が血管老化を予防するという知見を得ました。血管老化は動脈硬化症の増悪と共に進行し、脳梗塞や心疾患を引き起こします。今回の研究結果から、高濃度水素水の飲用がこれらの疾患予防に大きく貢献できる可能性を示すことができました。本研究成果は平成30年11月14日の英電子版科学誌『Scientific Reports』に掲載されました。
Administration of hydrogen-rich water prevents vascular aging of the aorta in LDL receptor-deficient mice
高濃度水素水投与は LDL 受容体遺伝子欠損マウスにおける大動脈の血管老化を防ぐ
https://www.nature.com/articles/s41598-018-35239-0