第92回日本生化学会大会 若手優秀発表賞を受賞

老化制御研究チームの土志田裕太連携大学院生が、第92回日本生化学会大会において「若手優秀発表賞」を受賞しました。

発表タイトル

包括的シングルセル遺伝子発現解析による老齢動物の肝臓で発現が亢進している遺伝子の同定

著者

老化制御研究チーム 連携大学院生 土志田 裕太

発表内容

加齢に伴い老齢動物の組織では老化細胞が増加する可能性があります。当研究室では、老化細胞を同定するため、その指標となる老化関連遺伝子を網羅的に探索しています。本研究では、老若ラット由来肝実質細胞の遺伝子発現を1細胞ごとに調べました。そして、老化細胞の指標となる老化関連遺伝子を3つ同定することができました。本研究成果は、「老化細胞の同定」や「老化メカニズムの解明」などに大きく貢献することが期待され、第92回日本生化学会大会においてその発表内容が高く評価されました。