第30回日本疫学会学術総会 奨励賞を受賞しました

2020年2月20-22日に京都市で開催された第30回日本疫学会学術総会において、社会参加と地域保健研究チームの村山洋史非常勤研究員(現 専門副部長)が奨励賞を受賞しました。

受賞タイトル

地域特性の違いに着目した高齢期の社会疫学研究

受賞者

社会参加と地域保健研究チーム 村山洋史非常勤研究員(現 専門副部長)

受賞研究の概要

高齢期には、退職、余暇時間の増加、家族構成の変化など多くの社会関係の移り変わりを経験するため、高齢期の健康づくり・介護予防では「健康の社会的決定要因」を考慮することが一層重要になります。特に、地域の中で過ごす時間が増えることから、居住地域という要因が鍵になります。
これまで様々な地域のコホート調査のデータを用い、居住する地域特性による高齢期の「健康の社会的決定要因」の差異についての研究に取り組んできました。一律の健康づくり・介護予防の方策のみでなく、その土地の成り立ちや文化を踏まえた方法を取り入れていく必要性が示唆されました。

日本疫学会ニュースレター No.55(奨励賞受賞記事を寄稿)

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受賞式の様子