東京都健康長寿医療センターと、東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合(非営利共益法人)「* TOBIRA」とは、「抗原検査実施によるクラスター抑制等」を目的として、共同して実証研究を推進する協定を締結しました。その共同実証研究の内容について記者発表を開催いたします。
本件につきまして各報道機関の皆様方におかれましては、ぜひともご出席くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
【日時】
令和3年7月1日(木)11時
【場所】
東京都健康長寿医療センター2階第1会議室
〒173-0015 東京都板橋区栄町35番2号
【出席者】
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター
センター長 許 俊鋭
HAIC研究開発ユニット長 金井 信雄
東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合
理事 芝﨑 太
【取材申込方法】
参加ご希望の方は、6月30日(水)17時までに
所属機関名、お名前、メールアドレス、電話番号を記載の上、kouhou@tmghig.jpまでメールにて申し込みくださいますようよろしくお願いいたします。
※会場での参加をご希望される場合は人数制限がございます。
※zoomでの参加ご希望の場合は、メールにて、招待URL、ミーティングID、パスコードをお送りいたします。
当センターではコロナウイルス感染症蔓延防止の観点から入院患者への面会を全面禁止とさせていただいております。一部例外として、主治医の判断により面会を必要とする患者家族には、一週間ごとの面会前のPCR検査の実施や面会者の検査費自己負担の協力等をお願いしてまいりました。現状では頻回に実施できない、結果が出るまでに時間を要する、高額であるという問題を抱えています。
こうしたことからTOBIRAが検証した抗原検査法を用い、頻回に、利便性の高い検査を安価に実施できるよう本実証研究を推進し、よりよい患者サービスへ繋げていきます。
定性的に抗原を検出する抗原検査法では、簡易な方法により、ウイルスの有無を約15分という短い時間にて検出が出来ることに加え、安価な提供が可能です。本検査法は、検査補助キットであることから実証研究後は、医療機関の他、高齢者施設等でのクラスター抑制の利用にも期待できると考えます。
【東京都健康長寿医療センター】
東京都健康長寿医療センターは高齢者の心身の特性に応じた適切な医療の提供、臨床と研究の連携、高齢者のQOLを維持・向上させるための研究を通じて、高齢者の健康増進、健康長寿の実現を目指し活発な診療、研究活動を展開しています。
【東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合(非営利共益法人)「* TOBIRA」】
東京都医学総合研究所が参画している経産省大臣認可の非営利公益法人「東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合(略称:TOBIRA)」は、難病や不治の病の「予防、早診完治、健康増進」を目標に、診断・医療機器の開発を加速させることを目的として設立されました。「TOBIRA」では産官学医が密接に連携し「早診完治」による先進医療都市「東京」の実現をめざしています。
(問い合わせ先) 東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合 03-6380-9530 |