過度な水準の医療支出に対する経済的な保護は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの重要な要素の一つであり、ヘルス・サービスへのニーズが拡大すると考えられる人口高齢化の文脈においては、特に注目すべき課題です。本研究では、World Health Organization Centre for Health Development(WHO神戸センター)の委託を受け、高齢者における過度な水準の医療支出や受診抑制の状況を分析するとともに、関連する社会政策・社会保障政策について、日本から得られる教訓を海外に発信することを目指します。
社会参加と地域保健研究チーム 研究副部長 小林江里香
社会参加と地域保健研究チーム 特別研究員 岡本 翔平(日本学術振興会)(研究代表)
・国立国際医療研究センター グローバルヘルス政策研究センター
・慶應義塾大学 ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター
・慶應義塾大学 医学部衛生学公衆衛生学教室
・大阪大学 医学系研究科公衆衛生学教室
・甲南大学 マネジメント創造学部
詳細については、World Health Organization Centre for Health DevelopmentのHPをご参照ください。
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