第22回日本認知症ケア学会大会において石﨑賞を受賞しました。(タイトル:コロナ禍の認知症支援拠点の役割とその実践)

自立促進と精神保健研究チーム 研究員 杉山美香は第22回日本認知症ケア学会において石﨑賞を受賞しました。

発表タイトル

コロナ禍の認知症支援拠点の役割とその実践

発表者

自立促進と精神保健研究チーム 研究員 杉山美香

受賞内容について

 自立促進と精神保健研究チームは、すべての高齢者が認知症等の様々な困難があっても安心安全な暮らしができる地域共生社会を作る研究をしています。このために、高島平団地に研究拠点を設け、地域の住民と共に研究を行っています。
 新型コロナウィルス感染症の流行による外出自粛などの環境の変化は、高齢者や認知症の人の生活や身体、心理社会的側面に多大な影響を与えています。しかし、2021年1月の2回目の緊急事態宣言以降は認知症の人や利用者の孤立予防の観点から、住民の皆様との協力のもと、研究拠点を閉室せず、感染症予防対策を強化して継続して運営を行うことができました。本研究は新型コロナウィルス感染症の流行下における拠点の運用に関する実践報告です。
 
本報告は全国の高齢者の居場所支援をする人に対して、具体的、科学的な方法を伝えるものであり、社会的価値があると認められました。

杉山先生 賞状とともに
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