第64回日本老年医学会学術集会において優秀演題賞を受賞しました。

第64回日本老年医学会学術集会において社会参加と地域保健研究チーム 研究部長 藤原佳典が、優秀演題賞を受賞しました。

受賞名

優秀演題賞

発表タイトル

高齢期の就業は介護予防・認知症予防に有効か?:フレイル有無別の検討

受賞者

藤原佳典(筆頭演者)

共同演者:清野諭、野藤悠、横山友里、阿部巧、山下真里、成田美紀、秦俊貴、
新開省二、北村明彦

受賞内容

 高齢期の就業が健康に資するとの研究は散見される。しかし、既にフレイル状態にある人への効果や身体・認知いずれの予防効果が期待できるのかは明らかではない。本研究では、都内A区の高齢者を対象とした3.6か月の追跡調査によりフレイル有無別にみた、就業状況が新規要介護認定に及ぼす影響を認定理由別に検討した。その結果、高齢期のフルタイム就労は、フレイルな人の介護予防、フレイルでない人の認知症予防に寄与する可能性があることがわかった。


 藤原先生 賞状とともに
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