第81回日本公衆衛生学会総会で口演賞を受賞しました。

第81回日本公衆衛生学会総会において、自立促進と精神保健研究チーム 枝広あや子 研究員が口演賞を受賞しました。

受賞タイトル

抑うつ症状とパンデミックによるセルフケア行動変化の関連:2年間の縦断調査

受賞者

枝広あや子、稲垣宏樹、杉山美香、岡村毅、宇良千秋、宮前史子、井藤佳恵、粟田主一

受賞研究の概要

 都内某区において縦断的に実施している健康調査のなかから、COVID19の第二派直後に行った行動変化の内容と新たな抑うつ症状発症の関連を調べた研究です。社会活動や受診行動の変化はすでに報告がなされていますが、口腔セルフケアの減少が生じた人で新たな抑うつも生じていた結果が新規でした。本来、行動制限があっても口腔セルフケアを減らす必要性がないはずにもかかわらず、抑うつ症状が生じていく中で自分自身に対してケアできない状態になったことが示唆されます。

枝広先生受賞の様子
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