<プレスリリース>哺乳類の気管上皮細胞と嗅神経細胞が持つ 繊毛の方向性と膜の独立性を保つ仕組みを解明

2025.12.4

概要 

 国立大学法人東京農工大学大学院工学府生命工学専攻の酒井敬史大学院生(研究当時:現在は特任助教)と同大学院工学研究院生命機能科学部門の篠原恭介教授、東京都健康長寿医療センター研究所の大澤郁朗研究副部長(研究当時)、藤田泰典専門副部長、竹内絵理研究員(研究当時:国立精神・神経医療研究センター)らの国際共同研究グループは、哺乳類のモデル生物マウスにおけるTppp3 (Tubulin Polymerization Promoting Protein Family Member 3) 遺伝子の機能を解析する事によりこれまでに知られていなかった気管上皮と嗅上皮の組織にある繊毛細胞が正確な方向性と繊毛膜構造の独立性を獲得する仕組みを明らかにしました。この仕組みにより繊毛が適切な方向に揃って生えることで、様々な機能を発揮することが可能となっています。この成果により、今後、呼吸器の異常や嗅覚障害が引き起こされる仕組みの解明への展開が期待されます。


詳しくは、以下、
東京農工大学のホームページをご参照ください。

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