アジア認知症学会・韓国認知症学会 合同国際会議 2025 Young Investigator Awardを受賞しました。

研究成果
2025年05月16日

脳神経内科 医員/認知症未来社会創造センター バイオマーカー部門 部門長の栗原正典がアジア認知症学会・韓国認知症学会合同国際会議2025 Young Investigator Awardを受賞しました。

発表タイトル

Experience of Starting Lecanemab in the First 93 Patients in a High-volume Center in Japan: Lessons Learned in One Year

発表者

脳神経内科 医員/認知症未来社会創造センター バイオマーカー部門 部門長 栗原 正典

発表内容

 レカネマブが世界で2番目に投与可能となった日本において国内有数の投与経験を誇る当センターの1年間の経験、及び投与患者における背景因子・バイオマーカーの多様性について口演を行いYoung Investigator Awardを受賞しました。中国・韓国など他のアジアの国々でも日本に続いてレカネマブが承認され使用が開始されており,当センターの経験が東京都・日本のみならずアジアのアルツハイマー病患者さんの診療に役立つことが期待されます。
 当センターでは引き続き部門を超えて連携しアルツハイマー病に対する疾患修飾薬治療を都民及び周辺地域の患者さんに届けるとともに、認知症未来社会創造センターと連携して診断・治療・評価やバイオマーカーについての研究・発展も目指していきます。

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