第78回日本公衆衛生学会総会 優秀論文賞を受賞しました。

2019年10月23-25日に、高知市で開催された第78回日本公衆衛生学会総会において、社会参加と地域保健研究チーム(ヘルシー・エイジングと地域保健)の田中泉澄研究員、北村明彦研究部長(責任著者)らが発表した論文が優秀論文賞を受賞しました。本賞は、第65巻掲載論文(2018年)の中で優れた論文に対して授与される賞です。発表内容は以下の通りです。

発表タイトル

大都市部在住の高齢者における孤食の実態と食品摂取の多様性との関連

原著

大都市部在住の高齢者における孤食の実態と食品摂取の多様性との関連.pdf

発表者

  • 社会参加と地域保健研究チーム(ヘルシー・エイジングと地域保健)
    田中泉澄、北村明彦、清野諭、西真理子、遠峰結衣、谷口優、横山友里、成田美紀、新開省二

発表内容

大都市部の高齢者では、男女ともに半数近くに孤食習慣があり、孤食群は非孤食群と比較して年齢や等価所得、同居家族の有無とは独立して食品摂取の多様性が低いことを明らかにした。本結果は、孤食習慣のある大都市部高齢者の低栄養対策に資する有用な知見となると考えられる。