健康長寿データベース/バイオバンク

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       【職位
        健康長寿イノベーションセンター
        研究開発ユニット長
       【経歴
        徳島大学卒
       【専門領域
        臨床試験、再生医療、幹細胞、医療機器開発、消化器病
       【所属学会
        日本再生医療学会 認定医 評議員
        日本消化器病学会 認定医
        日本外科学会 認定登録医

認知症未来社会創造センター 副センター長
オープンデータベースチーム チームリーダー
      金井 信雄

副センター長挨拶 

 19世紀に比べ医薬品・医療機器の開発が格段に進み、医療技術が大幅に進歩した現代においても、世界にはまだ十分に満たされていない医療ニーズが数多く存在しています。なかでも高齢者における認知症は、未だ有効な治療法が見つかってないことからアンメット・メディカル・ニーズ(Unmet Medical Needs)となっています。こういった課題を解決していくために、認知症未来社会創造センターでは医師や研究者が一体となって、大都市東京での高齢者のビッグデータを収集・管理するためのTOKYO健康長寿データベースを設計・構築していき、これを国内外の研究機関や企業にオープンに利活用できる環境を実現し、次世代の医薬品(新規のブロックバスターなど)や医療・介護システム(AIロボットなど)の創出に貢献していきます。そして将来的に認知症などの主要な疾患を予防・克服し、人生100年時代に不安なく生きていける新しい社会基盤の構築を目指します。

チーム紹介

 オープンデータベースチームでは、大都市東京での高齢者の医療情報や生体試料(組織、細胞、血液、尿及びDNA)などの情報を、ビッグデータとして適切に収集・管理していき、当センターだけでなく外部の研究機関や創薬企業などにデータを提供できるようデータ整備を進めていきます。そして認知症に対する次世代の医薬品や医療・ヘルスケア技術の創出に貢献していきます。