腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)

腹腔鏡内視鏡合同手術(Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery)とは、内腔発育型の胃粘膜下腫瘍に対し過不足ない病変切除を利点とした低侵襲手術のことです。
当センターでは2014年から導入しております。

腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)の手順

  • 胃体中部小弯の内腔発育型胃粘膜下腫瘍 (GIST)
    胃体中部小弯の内腔発育型胃粘膜下腫瘍
    (GIST)
  • ITナイフで過不足ない周囲切開
    ITナイフで過不足ない周囲切開
  • 2/3周の周囲切開が終了
    2/3周の周囲切開が終了
  • 腹腔鏡補助下に全層切離
    腹腔鏡補助下に全層切離
  • 2/3周の全層切離が終了
    2/3周の全層切離が終了
  • 糸で牽引しながら自動縫合器を用い病変を切離
    糸で牽引しながら自動縫合器を用い病変を切離
    (GIST)
  • 切離終了
    切離終了
  • 必要最小限に切離できた病変
    必要最小限に切離できた病変
  • 術後検査では胃の変形は認めず
    術後検査では胃の変形は認めず